【過去環境振り返り:剣盾S16】ダイナカグヤポリ2

最近記事書いてないからそろそろ文章書きたい欲が出てきたけど、禁伝2体ルールになってから最終日に潜れていないので、おそらくもう使わないであろう過去構築を供養することにしました。とりあえず初めて最終3桁にのった構築の記事を書きます。

 

【結果】

TNアルパカ 1884  832位

 

【概要】

 

【背景】

竜王戦環境2ヶ月目。前期で石火ザシアンが結果を出したり、ザシアンと良く組まれていたラプラスダイマ前提ではなく受けを破壊する型が出てきたりしていた記憶(最初の方はラグザシとかカバザシじゃなくてラプザシサンダーが多かった、懐かしい)。また、このシーズンの真ん中ぐらいにムゲンダイカップという強者だけが参加できる7世代以前のボスラッシュ的な大会があり、そこではカイオーガ+ポリ2が多かったらしい。オーガはチョッキorスカーフで、ナットサンダーと組まれてるのが多かった(これは数ヶ月前までとそこまで変わりない)。竜王戦最序盤は人気だったイベルタルは、だんだん数を減らして受けループに入ってるのが多かった。黒バドレックスは前期では珠お札眼鏡とかの火力アップアイテムを持ってるものが多く、まだコケコと組まれたりはしてなかったと思う。日ネクは弱保ばっかで数もそこまで多くなかったと思う(なお、このシーズンの1位2位は残飯日ネク)。

 

【構築経緯】

前期の途中から相手してて最も嫌なムゲンダイナ軸を使っており、前期ランクマの裏であった謎の公式大会(Global Challenge?)でもムゲンダイナ軸で最終2桁に入ったこともあり、ムゲンダイナを引き続き使うことにした。型は個人的に使いやすいHSベースの耐久型。

次に、ムゲンダイナの相方として相性補完に優れ、物理特殊両方とも耐久があり、タイプ受けが可能な残飯テッカグヤを採用し、黒バドレックス受け兼特殊を雑にごまかせるポリゴン2を採用。

この3体だとザシアンが流石に不安であり、ついでに白馬バドレックスやゼクロム、ブラックキュレムなどに抗えるように、ゴツメウインディ、スカーフヒヒダルマを採用。

最後に、このままだとダイマして強いポケモンが1匹もおらず、なんやかんやきつい一般ポケモンも多数存在するため、ザシアン軸、カイオーガ軸の両方に強く、きつい一般ポケモンたちにもダイマ切れば勝てそうなすいすいガマゲロゲを適当に突っ込んで構築を完成とした。

 

【個体詳細】

ムゲンダイナ@黒いヘドロ

特性:プレッシャー

性格:臆病

実数値:241(204)-x-131(124)-165(0)-115(0)-190(180)

技構成:ダイマックス砲/マジカルフレイム/身代わり/自己再生

 

調整意図↓

H:ヘドロ効率最大かつ奇数かつ最大

S:最速エースバーン抜き抜き

B:余り

 

構築の軸。伝説同士の相性はほとんど不利と言っていいが、一般ポケモンには滅法強い。特に、鉢巻悪ウーラオスにあと投げして上から再生連打でPP枯らして受かる、というのはこいつにしかできない強み。終盤は悪ラオスがダイジェット→ダイナックルで突破しようとしてきたが、ダイマ砲があれば択次第でなんとかなったりする。技構成は、高速回復技の「自己再生」は確定とし、追加効果が非常に優秀で特殊ポケモンに強くなり、ザシアンの後出し回数を制限することができる「マジカルフレイム」、上記の悪ウーラなどダイマで無理やり突破してくる相手に対抗する「ダイマックス砲」、カグヤやナットレイの宿り木、サンダーなどの電磁波、追加効果や急所を回避できる「身代わり」とした。毒毒が欲しい場面もあったが、毒毒が欲しい相手は、お互いに突破できないので、数的有利をとってTODすることで対策とした。

このシーズンはオーガナットサンダーが非常に多く、オーガのダイマさえなんとかすれば、この3匹の並びを1匹で見ることができるこのポケモンは環境に非常にマッチしていた。このシーズンのオーガ軸はオーガナットサンダーミミラオス@1みたいなのが多く、そういった構築には決まった動きをするだけで勝率90%以上を叩き出した。

また、ここまで素早さを伸ばすことで耐久ダイナミラーでは必ず先手を取ることができ、上からダイマ砲を一度打ち込めればそのままTOD成立して勝つことが多かった。めちゃくちゃ遅いザシアンをサイクル中に削ってマジフレで縛ったりと、素早さの高さが活躍する場面は多々あった。個人的にはこのポケモンの強みは対ウーラオスに代表される高い素早さからのごまかし性能であり、完全に受けに回ってしまうのは勿体無いように感じる。

実はラプラスに対面から勝てたり、よくわからんドラゴン伝説たちをダイマ砲+氷柱落としで倒したり、ジガルデの蛇睨みに身代わり合わせたあとにダイマ砲連打で倒したりと、とりあえず出せば絶対に仕事ができ腐ることがない神ポケモンだった。

 

 

テッカグヤ@食べ残し

特性:ビーストブースト

性格:呑気

実数値:203(244)-121(0)-169(244)-127(0)-124(20)-72(0)

技構成:ヘビーボンバー/火炎放射/やどりぎのタネ/守る

 

調整意図:HB余りD

 

ムゲンダイナの相棒。エアームドやアーマーガアではないのは、見た目で受けと断定できない点、日ネクが突然熱風打ってきても宿り木当てればなんとかなる点、グラードンのヒートスタンプに強い点、守るが自然に入る点などを重視したため。ざっくりいうと、受けに寄せてるわけではないから、ムドーやアマガである必要がなかった、ということ。

役割対象は、日ネク、グラードンランドロスドリュウズなど。日ネクが強引に積んで突破してきたときのためにダイスチル媒体となり安定打点の「ヘビーボンバー」、回復手段の「やどりぎのタネ」、様子見やこだわりロックができる「守る」は確定とし、サブウェポンとして鋼への打点となる「火炎放射」を採用した。地震を採用していたこともあったが、明確に地震の方がよかった場面がなく、ナットやムドーを焼ける放射にした。身代わりもありかもしれない。

日ネク軸はダイナカグヤ両方に勝てるポケモンがいないことが多く、結局日ネクが強引に積んでカグヤを突破しようとしてくるので、相手が積み始めたら、ダイスチルを3回積んで月の光or朝の日差しを枯らすかTODで勝てる。宿り木外しまくって急所当たるとかの下振れ以外は日ネク軸には負けなかった。

雰囲気採用なので日ネク軸以外には出せないことも多かったが、ヒヒダルマやウオノラゴンの技を見てから対応できたり、ゲロゲの同族対決の引き先となったりと出せれば楽になる相手も多かった。なんだかんだで構築にいてよかったポケモンだったと思う。

 

 

ポリゴン2@進化の輝石

特性:アナライズ

性格:生意気

実数値:191(244)-100(0)-134(188)-125(0)-137(76)-72(0)

技構成:冷凍ビーム/イカサマ/電磁波/自己再生


調整意図↓

H:16n-1かつ最大

H-B:C217黒バドレックスの眼鏡サイコショックが38.2〜45.5%(2耐え)

     A114(無振り)ナットレイパワーウィップが20.4〜24.0%(身代わり確定耐え)

H-D:C217黒バドレックスの眼鏡サイコキネシスが42.4〜50.2%(255/256で2耐え)

 

 

黒バド対策。前期はバンギを使っていたが、しっくりきていなかったところ、こいつで結果出してる人がいっぱいいたのでパクった。こっから一年ずっとこいつにお世話になることになるのはまた別のお話。

技構成は、黒バドへの4倍打点となり、物理アタッカーの牽制にもなる「イカサマ」、高速回復技の「自己再生」は確定とし、イベルタルをごまかすための「電磁波」、イベルタルへの最大打点であり、ランドロスやジガルデ、ドラパルト、サンダー、ムゲンダイナにも抜群がつける「冷凍ビーム」とした。イカサマ媒体の物理ダイアークを打つために攻撃ではなく素早さに加工補正をかけ、イカサマの火力を出すために特性をアナライズ。

終盤はスカーフ黒バドが多く、ポリ2をトリックで崩す動きをしてくることが多かったが、スカーフヒヒダルマと選出することで、トリックされても上からヒヒダルマでしばれ、トリックしないとポリ2で受け切れる、という対応を取ることで黒バドへの勝率がかなり上がった。

また、イベルタルについては、ダイマされると誰も受からない上、誰も打ち合いで勝てないので、電磁波でごまかしてダイマ枯らしてダイナで気合いでなんとかするという対策にもなってない対策をした。あんまり当たらなかったけどだいたい勝てなかった。

 

 

Gヒヒダルマ@こだわりスカーフ

特性:五里霧

性格:陽気

実数値:181(4)-192(252)-75(0)-x-75(0)-161(252)

技構成:氷柱落とし/フレアドライブ/地震/蜻蛉返り

 

調整意図:ASぶっぱ残りH

この構築でのスカーフ枠に求める条件として、①カイオーガの上から対面操作できること(かつ氷技を打たれにくい)、②ザシアンを上からワンパンできることの2つがあるが、この2つを満たしつつ、環境的に通りのいい氷技を一致高火力で打てるGヒヒダルマを採用した。技構成は、採用理由から「氷柱落とし」「フレアドライブ」「蜻蛉返り」は確定とし、最後の一枠にはカイオーガへの最大打点となり、この構築で重いヒードランへの4倍打点となる「地震」を採用した。

別にこの環境に限った話ではないが、有利対面をとったときの圧力は凄まじく、初手の対面から一方的に択を押し付けることができる。ザシアン対面で氷柱押すと出てきたサンダーが消し飛んでそのまま降参もらったりする。

オーガナットサンダー相手には初手に出して、蜻蛉返り→ダイナにつなぐことで全員身代わりの起点になるので、そこからダイマ枯らしたりしてゲロゲとダルマの圏内まで削ってしまえばイージー取れる。

他にもルギア相手にはポリ2で電磁波入れてダイマ枯らして氷柱落としでまひるみして強引に突破したり、ゼクロムに一舞されても上からしばけたりと、マイナー伝説にもしっかり役割が持てるのは非常に偉かった。当然ジガルデにも強い。氷柱以外にジガルデ出てきて強引に起点にしようとしてきたらダイアイス打ってしばいた。

ミラーやメタモン相手だと、基本的に漢のフレドラ同速勝負か偉い蜻蛉返りで引くやつがいないので、こっちも漢のフレドラを押していたが、同速はだいたい勝った。同速負けても裏のダイナの身代わりの起点なので実は負けても大丈夫だったりする。

 

 

ウインディ@ゴツゴツメット

特性:威嚇

性格:図太い

実数値:197(252)-x-145(252)-100(0)-101(4)-115(0)

技構成:火炎放射/熱砂の大地/鬼火/朝の日差し

 

調整意図:HBぶっぱ残りD

 

ザシアン受け。実はカグヤが受からない白バドとかにも頑張る。実際には取り巻きのサンダーやらに何もできないからザシアンにも出さなかったりした。技構成は、一致安定技の「火炎放射」、優秀な状態異常技の「鬼火」、高速回復技の「朝の日差し」、重いヒードランへの打点となる「熱砂の大地」としたが、ドランはどっちにしろこいつでは無理なので、次のシーズンには吠えるにした。多分吠えるでいい。

鬼火があまりにも強い。ステロきついかなあとか思ったけど、鬼火入れればダイナで見れたり、ゴツメダメージ稼いだりするだけで十分だったりするのであまり気にならなかった。ダイナだけでは不安なエスバにもめちゃくちゃ強い。

ただし、何もできない相手があまりにも多すぎてめちゃくちゃ出しづらかったし、出しても腐ることも多々あった。ザシアンを考えると抜こうにも抜けなかった。

 

 

ガマゲロゲ@命の珠

特性:すいすい

性格:意地っ張り

実数値:181(4)-161(252)-95-x-95-126(252)

技構成:アクアブレイク/地震/パワーウィップ/瓦割り

 

調整意図:ASぶっぱ残りH

 

ザシアンにもオーガにもサンダーにも勝てる夢のダイマエース。オーガに勝つために物理で採用。技構成は、一致技の「アクアブレイク」「地震」、オーガやレヒレへの抜群技であり、ゲロゲミラーでの人権となる「パワーウィップ」、ナットレイを気合いで突破したり、壁エレキを無力化するための「瓦割り」とした。

ザシアンもオーガもサンダーもレヒレもドランも受けループも全部こいつで破壊する。サイクル回して削ってこいつでぶち抜くか、こいつで初手ダイマして数的有利とってTODのどっちか。

 

【選出パターン】

各伝説について多かった選出パターンと立ち回りについて記す。基本的には受け回したあとエースで全抜きか、受けきるかのどっちか。

・ザシアン軸

ザシアンに強いこの3匹を出せるのが理想ではあるが、ラプラスがいたりするとダイナを出さざるを得なかったりするので、実際はどれかが抜けてダイナが入ることも多かった。ラプラス入りには初手ダイマ一点読みでダイナを合わせてマジフレ身代わり再生でダイマも壁ターンも枯らして後発ゲロゲダイマでまくる。

 

カイオーガ

初手ダルマ蜻蛉→ダイナで完封。突破されてもゲロゲで全抜き。だいたいこれでいける。唯一無理なのが、初手ダイマ珠オーガ+みか舞クレセのやつ。トリルされると3ターンで全員飛ばされる。あんまり当たらなかったからよしとした。

 

・日食ネクロズマ

@1(ウインディかダルマ)

ダイナカグヤでくるくるしつつ強引に積んでくる日ネクの前でスチル3積みして、日差し枯らすかTOD

 

・黒バド軸

@1(カグヤかダルマ)

パーティ的にアストラルビットよりもエスパー技が飛んでくるので、意外とカグヤを出すと刺さったりする。今も昔も黒バドは択が多いから、要所の択に勝つかどうかみたいなところはある。

 

イベルタル

電磁波入れてどうにかしてイベルタル突破してTOD。初手のダルマイベル対面で不意打ち打って倒されたから、ダイアイス打ってダイナでTODとかでもワンチャンあるかもしれない。まあだいたい無理より。

 

・ムゲンダイナ軸(受けループ)

初手ゲロゲダイナ対面毒毒ダイストリーム→相手ムドー引きに合わせてダイストリーム→相手ダイウォールに合わせてダイナ引き→TODで勝ち。受けループは選出も行動も選択肢が少ないから序盤に読んでしまえば勝てる。

 

・ムゲンダイナ軸(非受けループ)

@1

初手ダイナ対面の素早さでこっちが早ければ耐久、向こうが早ければアタッカーと判断。耐久ならダイマ砲ぶっぱ、アタッカーならポリ2引き。相性はとんとん(ミラーだからそらそう)。

 

・その他

ゼルネアスは無理。あとはダイナと禁伝に有利なやつと補完って出せば良い。

 

【きつい相手】

ゼルネアス

壁張られてジオコン積まれて全破壊されて終わり。全然いなかったから切った。

 

カプ・レヒレ

インキャ多いので厳しい。厳しいからダルマの地震でゴリ押すかゲロゲで倒すかどっちか。

 

ヒードラン

ダイナ軸の天敵。ダルマで択ゲーかゲロゲで倒す。ダイナでマグスト枯らせばいけるんじゃねとか思った時期もあったけどそううまくはいかなかった。草原ドランは、ゲロゲ対面でダイナに引くことでケア。草原もちは挑発がないから実はダイナに勝てなかったりする。

 

ポリゴン2

よく見るときつい。ダルマで怯ませるか、ゲロゲのダイマで押し切るか。だいたいTODして負けた。

 

【終わりに】

過去構築を振り返ってみたが、よくこんな構築で3桁いけたなと思う。完全に環境にマッチしていたからであり、環境読みが大事であることの表れだと思う。